院長 大村文敏よりご挨拶

整形外科を中心とした総合かかりつけ医を目指して
高円寺整形外科は平成7年3月に高円寺駅南口で診療を開始して以来、地元の皆さまのかかりつけ医として、地域密着型の医療を目指して参りました。世界一の超長寿国家でありながら、意外にも健康寿命は短いとされるわが国において大切なことは、あまりにも専門性を重要視した細切れの医療ではなく、診療科にこだわることなく総合的に幅広い領域での初期診療を行うことであると考えております。
病気というものは通常、突然発症することが多く、いざ医者にかかるとなると何科に行ってよいものか、判断に困ることが少なくないと思います。そのような場合でも、取り合えず御相談いただければ、然るべき判断を行い、当院で対応不可能であれば専門医を御紹介するようにしております。
通常は、運動器、筋骨格系の疾病・外傷を中心として診療を行っておりますが、腰痛や肩こりといった疾患は、内臓や精神神経系の問題を含んでいることも少なからずあり、病気の本質はどこにあるのかを追求しつつ、患者さんとともに取り組んで行くことが最も望ましい医療の在り方かと、考えております。
私自身も小児期から数々の疾病と関わり、診療科にこだわることなく治療に携わり続けていただいた主治医とともに克服してきた経験もあり、自分の力の及ぶ限り皆さまの総合的なかかりつけ医として、これからも診療に従事して参る所存ですので宜しくお願い申し上げます。